利酒ライターの肝機能向上トレーニング

お酒を中心に世界が回っています(※二日酔いでなく)。

過去ログ

みゆきや日本酒パンフレット「あなたの知らない日本酒の世界」

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原案:木村咲貴 作画:もち

更新がご無沙汰になってしまいました。
春から企画が持ち上がり、夏から制作がスタートした日本酒パンフレットが、ついに完成しました!

当ブログでもおなじみの「師匠」こと地酒みゆきや店主・的場照幸さんの企画で制作したこちらのパンフレット。
的場さんが監修、わたしが編集・ライティング・漫画原案を務め、漫画家さんとデザイナーさんのご協力のもと作り上げた冊子です。

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想像していたよりもだいぶ紙の厚さがしっかりしていました……重い!?

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ちょっとだけ、当冊子の中身をご紹介させていただきます。

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日本酒が大好きなのに、自分にピッタリのお酒を探すことができずに悩む主人公・酛子。
そんなある日、彼女は「みゆきや日本酒クリニック」という奇妙な診療所を見つける……。

というストーリーをもとに、「選び方編」「飲み方編」の二つのテーマに分けて、
マンガ&解説部分で展開していきます。
「自称・日本酒通」の知ったかぶり・麹くんの姿には、ギクリとする方も多いはず……!?

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☆銘柄を覚えなくてOK! どんなお店でも「おいしいお酒」を手に入れる方法
☆「おいしくない」お酒のほうが、料理に合う!?
☆マリアージュを考えるときに知っておきたい「からあげにレモンの法則」
☆開栓後の日本酒を常温で熟成させても問題ナシ!
など、既存の書籍&雑誌では決して書かれることのなかったエッジィな情報ばかりを扱った本書。
今後、ウェブでもダウンロード可能にする予定なので、またお知らせさせていただきます。

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師匠・的場さんの40年以上のお酒経験の集大成でもあり、わたしが編集者&ライターとして「本当に作りたかった」と言える作品でもあるこちらのパンフレット、現存する日本酒の雑誌・書籍にモヤモヤを抱えている方にほど手に取っていただきたい冊子です。
ページをめくれば、タイトルのとおり、「あなたの知らない日本酒の世界」が広がっています!

日本酒は時間が経つと酢になる!?

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バーでお手伝いしていたときの出来事。
う〜ん、まだまだ誤解している方も多いのですね。
ちなみにお出ししたのはこちらのお酒の、バーオリジナルラベルバージョンです。

戦後間もないころは火落ち菌が入り込んで酢のようになってしまうこともあったそうですが、現在は丁寧なつくりをしているため、酢にするほうが難しいのだとか。
ウチのお師匠さんはなんとか酒を酢にしてやろうとあれこれ試してみたそうで、一本だけ酢のようになったとある銘柄の酒を「貴重やから置いてあるよ!!!」とうれしそうに教えてくれました。わざわざ試したんかい。

バーで実際にお酒を飲む人々と接していると、本当にいろいろなタイプの人に出会います。
・ただ酔うためにアルコールだけが欲しい人
・自分の知っている銘柄だけを飲む人
・お酒に関するうんちくを披露するのが好きな人
・あれこれ飲み比べるのが好きな人
などなど……

誰がよくて、誰が悪いということはありません。
お酒は自由。
楽しくお酒を飲んで、よい気持ちになること、それがいちばん大切だと思います。

ただ、「自分はお酒が好き」「お酒のことをよく知っている」と自信がある人ほど、意外な落とし穴にはまってしまいがちなようにも感じます。
まだまだ知らない世界がある、と好奇心を持ってお酒と向き合うことが、充実したお酒ライフにつながると信じたいですね。

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というわけで、久々のブログ更新でした。
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6月になりました

お久しぶりの更新になってしまいました(・・;)

以前少し「最近は実際にお酒を扱う仕事をしている」というお話をしましたが、実は4〜5月は知人がオープンしたバーのお手伝いにかかりきりになっていました……。
お師匠さんこと、地酒みゆきやさんの日本酒をはじめ、ウイスキーからアブサンまでいろいろなお酒をプロデュースさせていただいています。

そんなこんなで、なかなか漫画を描く時間が取れないため、以前「LINEスタンプでも作ろうかな」と思っていたときのイラストを置いておきます。
LINEスタンプって申請のために41個ものスタンプをつくらなくてはならないのですが、お酒を扱ったスタンプは審査の基準が少し厳しいようで、「こんなに一生懸命つくって申請通らなかったらショックだし……」という恐れから及び腰になり、9個でストップしてしまっています。

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わたしが頻用しそうなスタンプです。

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「肝臓やばいんじゃない?」と指摘されたときにご使用ください。

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深夜に飲み会に誘われたけれど断りたいときにご使用ください。

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ギリギリですね。

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現場で働いているとあって、お酒ネタは溜まってゆく一方ですので、近く漫画も描ければ……と思います!

『うまい日本酒を知る、選ぶ、もっと楽しむ』

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4月14日に発売となりました技術評論社『うまい日本酒を知る、選ぶ、もっと楽しむ(大人の自由時間mini)』にて、
「“聴”酒師・木村咲貴が学ぶ!日本酒を楽しむプロのテクニック集」という章に一章まるっと登場しております。
「大塚 はなおか」店主・花岡賢さんに、タイプ別の保存方法や、飲む順番のセオリーなど、家飲みに使えるプロのテクニックをお聴きしました。

ちなみに、わたしの写真などは出ていませんが、第三章「日本酒の味を引き出す温度と酒器を学ぶ」もわたくしが担当しております。
月よみ庵・お酒番の多田正樹さん、お酒を愛するとても素敵な方でしたのでこちらもぜひ!
全章を通して、「日本酒を趣味にしたい!」というひとにピッタリの本ですので、みなさま書店やネットなどでぜひお手にとってご覧ください*\(^o^)/*

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最近はライターとしての活動をちょっとセーブして、「実際にお酒を扱う」お仕事に少し関わっています。
机上で学んだ知識だけでなく、体感でお酒を学ぶことの大切さをひしひしと感じる毎日。。。
身体で学んだことを言葉にするのは、もう少し先になるかもしれません。しかし、いつか必ず!

日本酒は利他の飲み物

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実際に温泉のお湯で温めたのかどうかは、ご想像におまかせいたします。

このとき、お師匠さんが口酸っぱく繰り返していたのが、「日本酒は利他の飲み物」ということ。
「勉強しなさい」と言われて飲んだこちらのお酒の感想を聞かれて、
「燗もしましたけど、わたしは冷やのほうが好きでしたね〜」と言ってから、
「あ、しまった。そういうことか」とハッとしました。

「日本酒は利他の飲み物」という言葉の意味は、ここで言えば、「燗が好きな人の気持ちを想像する」ことなのです。
利他の「他」とは他の飲み手だけでなく、お酒そのものも指しています。
そのお酒のよいところを引き出し、ふさわしい舞台を用意してあげるということが、ひいては自分がお酒を楽しむために必要なことなんですね。

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日本酒にまつわるアンケート第2弾を作成しました。
特に何の目的もなく、わたくしの気分で作成しているこちらのアンケート(!?)(前回同様、いずれどこかで活用するかも…)
今回は、「日本酒にまつわる雑誌・書籍」について質問しています。
サクサクと回答できるので、通勤電車の中やお昼休みのボーっとしている時などの暇つぶしにぜひ。
日本酒関連の雑誌・書籍にもの申す!という方も、そうではない方も、ふるってご回答くださいね!