利酒ライターの肝機能向上トレーニング

お酒を中心に世界が回っています(※二日酔いでなく)。

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予告

現在、こちらのブログの更新をちょっとお休みしています。

というのも、実はいま、別に新しいWEBサイトを制作しているのです。
これまでの記事を編集し直しつつ、英語と日本語の両方で読めるようにしているところなのですが、勉強の合間での制作になるため、かなりマイペースな作業になってしまっております。。。

目処がついたところでこちらでもお知らせできればと思いますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
もちろんバックナンバーだけではなく、新しい記事もちょこちょこ書いていきたいなと思います。

「もっと好きになる 日本酒選びの教科書」の秘密

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お知らせが遅くなってしまいましたが(本が手に入ってから……と思っていたらこんなタイミングに)、12月15日、長く制作に携わっていた「もっと好きになる 日本酒選びの教科書」(ナツメ社)が発売されました!
監修は、日本酒好きなら誰もが憧れる四谷三丁目の名店・「鎮守の森(元・酒徒庵)」の店主・竹口敏樹さん。
編集担当さんから「今までにない日本酒本が作りたい」というリクエストを受け、竹口さんをご紹介させていただきました。

日本酒選び_表1


冒頭の漫画のように、わたしと竹口さんの出会いはなかなか奇妙なものでした。
実は、Twitterで話しかけてくださったのは、このブログがきっかけ

こちらのマンガ&記事を読んだお客様が、

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と、竹口さんにこのブログを見せてくださったのだそうです。
そこで竹口さんが引っかかったのが、「地酒みゆきや」の名前。竹口さんにとって「地酒みゆきや」店主・的場さん「関西で最も信頼できる酒販店のひとつ」とのことで、酒徒庵時代からみゆきやさんのお酒をお店で出していたのでした。
わたしにとっては的場さんに出会ったのもまるっきりの偶然ですし、東京で「地酒みゆきや」を知っている人に出会うのは竹口さんが初めてだったので、本当にいろいろなご縁が重なったのだなぁ、と思います。
お酒って不思議ですね。

当時、竹口さんは突然人気店「酒徒庵」を閉店し、「鎮守の森」のプロジェクトを水面下で進行されていたのでした。
竹口さんの「日本酒は自由だ!」という信念と、現在の「常識」へのクリティカルな視点、味わいに対する驚異的なまでの探究心を心から尊敬し、いつか竹口さんと一緒に本を出せれば、と思っていたので、この度夢が叶ってとてもうれしいです!

***

ところでこの本、作り手が言うのもなんですが、めちゃくちゃおもしろいです!!!
🍶普段飲むお酒から自分の好みの日本酒を分析できたり、
🍶飲食店で好みの日本酒を注文できるようになったり、
🍶調味料と日本酒の組み合わせをしることができたり、
などなど、日本酒を愛する人なら必ず押さえておきたいテクニックをたくさんご紹介しています。
他の雑誌や書籍にはなかなか書けない目からウロコの情報も満載です!
あととってもオシャレ。

ちなみに、個人的なお気に入りのページは、わたしの編集&ライティング担当ではないのですが(笑)、竹口さんによるオススメのお酒ページ。
オススメの日本酒紹介ページって、味の説明が一本調子になりやすく、読んでいてもどんな味わいなのか想像しにくいと思うのですが、そこはさすがの竹口さん。
たとえば「よえもん((酉+与)右衛門)特別純米 吟ぎんが」の味わいは、「海外旅行から帰ってくると日本の味である味噌汁を飲みたくなりますよね。そんな感じで、ひと口飲めば『ああ、これだよ!これ!』と日本人であることを再発見できるんです」と表現。
思わず飲みたくなってしまうようなオモシロ紹介文、ぜひ読んで気になる一本を見つけていただきたいなぁと思います。

***

ちなみに、編集部側のミスでP223の竹口さんプロフィールの生年が「1975年」となってしまっていますが、裏表紙側の袖にある「1977年」が正解です。
竹口さんは「どうせ22歳にしか見えないから気にしてないよ」とおっしゃていましたが(苦笑)、この場を借りてお詫び申し上げます。

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以上、9月からの三カ月はJournalismの課題に文字どおり忙殺されていたため、久々の漫画更新でした!
アナログ派には液晶タブレットのほうが描きやすいと聞いたので、サンタさんにお願いしたいところです。。。

SAKE-chan in LA3 〜台湾人夫婦と日本酒実験!〜

ようやくブログが書ける……と思ったらもう9月。秋以降に本命のジャーナリズムを勉強するために、英語の授業を受けたり、TOEFLを受験したりしていたら、あっという間に時間が経ってしまいました。
それはそれは紆余曲折あったのですが、なんとか秋からジャーナリズムを受けられることになり、ほっとしています。とはいえ、6月にこちらへ来てからずっと先が見えずにナーバスになっていたもので、まだこの解放感に慣れていません……笑

***

今日は、夏期に受講していた英語プログラムで出会ったEちゃん夫婦についてお話をしたいと思います。
Eちゃんは、わたしより一つ年下の台湾人。旦那さまと一緒にLAで生活をしているのですが、その旦那さま・Aさんがかなりの日本食フリーク。わたしが「日本でグルメライターをしているよ」と言ったところ、「家に遊びに来て!」とアツいお誘いをしてくれたのです。
「日本食が恋しくなったらいつでもおいで!」と誘ってくれたAさん。これまでに、炊き込みご飯やお味噌汁、焼きそば、焼き鳥、すき焼きやうどんなどをご馳走になりました。

そんなAさん、もちろん日本酒にも興味津々(※Eちゃんはそんなに飲めない)。わたしが、「日本酒にはバラエティ豊かな味わいがあり、温度や酒器によってさまざまに変化する」という話をしたところ、食事の席でいろいろな“実験”をするようになりました。

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こちらは、湯燗をしたときの写真。
アメリカ産のお酒について調べているときに(これについてはまたそのうち書ければと思います)老ね香バリバリの日本酒を購入してしまい(おそらく酒販店さんの取り扱いに問題アリ)、「温めたらちょっとはマシになるかも」と言ったところからAさんの好奇心に火がつき、お部屋にあったいろいろなお酒を燗することになったのです。
Aさんは、「冷たい獺祭よりも、ホット獺祭のほうがおいしい!」と大喜びでした。



また別の日には、「今日はブラインドテイスティングをしてみよう」と3つの日本酒を飲み比べ。

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目を隠し、Eちゃんがランダムに選んだグラスを自分に飲ませるAさんの図。パッと見、一体何のプレイなんだ……という感じですが、当人たちは大真面目(笑)。

ブラインドテイスティングは難なくクリアできたのですが、続いてAさんの発案で「目をつぶる+鼻をつまむ」バージョンにもチャレンジすることに。

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そのときのわたしの様子です(客観的に見ると、何をやっているんだか笑)。
コレが、難しい!!!
この実験をやってみてわかったのですが、日本酒って本当に香りに依拠している部分が大きく、純粋な「舌」だけの感覚になると、驚くほどお酒の印象が変わるんですよね。



固定観念にしばられることなく、純粋に日本酒の“実験”を楽しんでいるAさん。
「この間はグラス、その前は温度の違いを比べたから、次は脂っこい食べ物と合わせてみよう!」と、そこまで教えたわけでもないのに、まるでわたしが利酒ライターとして取り組んでいることをわかっているかのような提案をしてくれます。
あるときには、酒器による味わいの違いを説明していたときに、「外国人は、日本酒は徳利で飲むものだと思っている。伝統的な酒器なのに、必ずしもベストな味にならないのはなぜ?」と鋭い質問を投げかけられました。

そんなこんなで、Aさんの好奇心のおかげで、今まであまり強く意識してこなかった日本酒の側面にたくさん気づかされるアメリカ生活を送っています。
日本人のファンの方々も、「日本酒はこうでなければならない!」なんて“常識”に縛られることなく、わくわくしながらたくさん実験をして、自分にとっての「おいしい」にもっともっと貪欲になれたらよいのになぁ。

ちなみに、こちらがAさんのこの日のエピソードについてのブログ(Aさんは台湾でコンサルタントをやっています)。漢字なので、日本人ならなんとなく意味がわかるはず……笑 わたしのイラストも使っていただけました☺️❤️

SAKE-chan in LA2 〜真の肝機能向上トレーニング!?〜

LA生活がスタートして、2週間が経ちました。

大学の寮で暮らしているのですが、なんと寮内は禁酒
(未成年の学生が多いからだと思いますが ※アメリカではお酒は21歳になってから
日本にいたころ、特に留学前は送別会ラッシュで毎日胃に穴を空けながら飲んでいたため、「わたしは惰性でお酒を飲んでいるのであり、もはやお酒を愛してなんかいないのでは?」と思ってしまうくらいになっていたのですが、やはり決してそんなことはありませんでした。

好きなときに好きなように飲めない状況になってやっと、気づいたんです。
わたし、やっぱり、お酒が好き……///



そんなわけで授業が終わると、校舎近くの美術館(Hammer Museum)に飛び込み、ビールを飲みながら宿題をするのが日課になっています。
(午後4時からはハッピーアワーなので、1杯5ドルで飲めるんです!)

二日間の禁酒(たった二日か〜い)を乗り越えてようやくビールにありついたとき、興奮のあまり、
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ここまで飲んでからようやく正気を取り戻し、思い出したように写真を取りました。
寮生活でのアルコール日記については、諸事情のため秋に寮を出てからまたいろいろ書きたいなと思います。

***

ちなみに、寮から校舎までは徒歩約30分
一冊2キロくらいあるんじゃないかと思える激重な教科書が数冊入ったバッグを抱え、山道を毎日えっちらおっちら徒歩で通学しています。
(自転車も入手したのですが、帰りはガチガチの上り坂だし、バスのあるところまで行くにしても結局20分くらい歩かなければならないという……)

サングラスがないと目も開けていられていないほど日差しの強いアメリカ。
日本ではまったくと言っていいほど汗をかかなかったわたしが、毎日全身ビッショビショになっています。
(湿度の関係か、暑くても日本みたいな“苦しさ”はあまり感じないのですが)

そんな毎日のトレーニング(?)の成果か、出国前に送った約20キロほどの段ボールが届いたとき、送る前は持ち上げるのがやっとだったそれを、「あれ? 軽いな?」なんて思いながらヒョイと抱え、3階まで階段をスタスタと駆け上がれるほどまでになってしまいましました。
帰国するころには戦闘力が53万くらいにレベルアップしていそうです。

***

そんなこんなで、アルコールにどっぷり浸かっていた日常を離れ、図らずも禁欲的で健康的な日々を過ごしてしまっています。
日本で取り組んできたアレコレよりも、この生活のほうがずっと肝機能が向上するんじゃないだろうか……

とはいえ、精神的にもかなりの試練を要される日々😭
今はあまり多くは書きませんが(反芻したくないのでw)、日本で培ってきたいろいろなものが、ここではほとんど意味を為さないんだなぁと痛感することしばしばです。

日本では、辛いことがあると、いつもお酒がわたしを慰めてくれていました。
でも、今の生活は、お酒を好きなときに飲むことさえ許されない……(TT)

そんな絶望のふちに立たされていたとき出会った、とある夫婦。
この話については、また次の記事で書きたいと思います!

SAKE-chan in LA 〜冒険のはじまり!?〜

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ここでは突然のお知らせですが、アメリカ・ロサンゼルスに留学をすることになりました。
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のCertificate プログラム(現地の社会人や留学生に向けた長期プログラム)で一年間勉強をする予定です。
最近(?)、ブログの更新が滞ってしまっていたのは、仕事と並行してこの準備をしていたから……というのが大きいです😅

一応ペンタブも持ってきたので、チャンスをうかがって漫画も描きたいなぁと思っています。(最近、全然描けてない……😭)
また、準備に際していろいろな留学経験者のブログを参考にさせていただいたのですが、わたしも自分の覚え書きとして記録しておきたいなぁ……とも考えていたり。
とはいえ、ここでは需要がないと思うので、別のブログを開設するかもしれませんが……。



トップの画像は、AirBnBでわたしが飲んだビールです。

AirBnBには家をまるごと貸してくれたり、部屋の一部を貸してくれたりといろいろなパターンがあるのですが、わたしが今回利用したのは個室を借りるというもの。家にホストがいるので、数日間だけホームステイするような感覚です。

昨日、Grand Central Marketで夕食と一緒に購入した缶のコロナ(日本では見ないデザイン!)を持ち帰って飲もうとしたのですが、部屋に戻ってアレコレ準備をしている間に、すっかりぬるくなってしまいました。
でも、人の家なので、冷蔵庫を借りられるかがやや怪しかったんですね。もともと「洗濯機は使わないで」というハウスルールを聞いていたし、おばあちゃん、フツーにキッチンでご飯作って食べてるし。
とはいえ、LAのギラギラとした太陽の光にさらされ続けた後、ぬるいビールを飲むのはどうも我慢がならず(こんなので生きていけるのだろうか笑)、恐る恐る尋ねてみたところ、「もちろんいいよ!」と快諾してくれただけではなく、冷えるまでの間に、と写真のBUD LIGHTを1本くれたのでした。

……なぜ、写真では2本あるのでしょうか。

実は今日街へ出かけた際、コロナが冷えてるからビールは買わないと決めて部屋に帰ったのですが、またしてもLAの太陽にやられたのか、冷たいものを飲まなければ熱中症になるのではないかと心配になり、冷えていたコロナを一気にごくごく……

しかし当然、夜はお酒が飲みたくなります(それは「当然」ではない)

さけ「……すみません、冷蔵庫にある飲み物を買わせてもらえませんか?」
おばあちゃん「何が飲みたいの?」
さけ「えーと、例えばビールとか。いくらですか?」
おばあちゃん「お金は要らないわよ」

……と、いうわけで、このBUD LIGHTは両方ともおばあちゃんがタダで譲ってくれたものなのでした。
ありがとうおばあちゃん、絶対に☆5つけるからね……
(ちなみにわたしが日本からお菓子のお土産を持っていったので、それでちょっと気に入ってくれたのかもしれません)

オイオイ大丈夫か、日本とは比べ物にならない厳しい環境に飛び込むというのに甘ったれてんじゃないぞとツッコまれてしまいそうですが、すべては太陽が眩しかったから、と、太陽のせいにしておきます、「異邦人」だけに……。



ところで!
LA在住のグルメな友達によると、アメリカのbourgie(ブルジョワ、みたいな流行言葉)でsnobな人たちは日本酒をすごくカッコいいと思っているんだそうです。
それ以外にも、カリフォルニアといえばワインビールもたくさん。過去に訪れたときに、日本では見たことのない地ウイスキーをいただいたけれどそれもとてもおいしかったなぁ〜。

と、いうわけで、時間を見つけて過去にできなかった日本のお酒レポートもしつつ、LAのお酒話なんかもチョコチョコしていけたら、と思っています!