利酒ライターの肝機能向上トレーニング

お酒を中心に世界が回っています(※二日酔いでなく)。

2014年11月の記事

SAKE is global

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コミュニケーション ムズカシイネ

行きつけのsupermarketでJINROが売り切れていたため別の甲類焼酎を購入したところ、割りものとしては主張の強い味で家飲みdrinkの味がままならずtensionがdownしているSAKEですgood evening。

国内の市場が縮小する一方で、世界的シェアが増加しつつあるSAKEこと日本酒。
健康志向から発生した和食ブームに伴い、そのおともにピッタリの食中酒であると各国で親しまれています。
(植物由来の醸造酒、ということでワインとの類似性も評価されているようです)

いまやSAKEはTSUNAMIと同じくらい、世界共通言語となっているのです。
酌み交わし合うと素直におしゃべりできないのです(ろれつがまわらないからね)。



そんな中、先日うれしいお知らせが届いたのでご紹介させていただきます。
わたしの地元である神戸の地酒・福寿が、なんと今年のノーベル賞の晩餐会にて供されるお酒に決定しました♪

実は福寿、これまでも2008年の小林さん&益川さん&下村さん、2010年の根岸さん&鈴木さん、2012年の山中さんと、日本人がノーベル賞を受賞するたびに供されてきたお酒。
これは現地・スウェーデンのソムリエによる「福寿、マジいいぜ」という熱烈な推薦があったから!
福寿は、日本人のノーベル賞受賞と常に共にあるお酒なのです。

言うて日本は下戸大国。
日本人の飲める酒を、世界の人々が飲めないはずがないのかもしれませんね(言いすぎ!?)。
わたしも某外国人がよく訪れる飲み屋街でアルバイトをしていた際は、「SAKEはないか?」としょっちゅうリクエストされ、世界で愛される日本酒の力を実感したものでした。

SAKEはグローバルスタンダード!
世界での人気に舞台を奪われてしまわないよう、まずは日本人の我々こそがきっちりその魅力を愛し抜き、世界へ飛び立つための後押しをしたいものです。

痛風★ロマンチック

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職場務めのころ、3ヵ月くらいマトモに家に帰られず、徹夜仕事をなんとか乗り切るために毎晩3缶以上のビール飲んでたら尿酸値がちょっとアヤシイことになった経験があります。
アルコール処理機能はストレスでも低下すると言いますからね…。よいオトナは真似しないでください。

「30代とは、ビールとの離別の時である」
——byとある先輩(31歳♂・編集者)


痛風。
風がチョロッと吹くだけでもメッチャ痛い、という様子から名付けられたその名前…。

お酒を出すお店でアルバイトをしていたとき、おじさまたちがビールではなく焼酎やウイスキーばかりを飲むのはなぜなんだろうと思っていたのですが、20代後半にさしかかり、だんだんその理由がわかってきたように思います。



しかし、おじさまたちに「わたしも尿酸値高いんですよ〜」と言うと、漫画のように「女性は痛風にならないよ?」と言われることが多いですが、現代はそんなことまったくないそうです。
そもそもかつて女性の尿酸値が上がりにくかったのは、女性ホルモンの活躍のおかげ。
それが、女性の社会進出などによりホルモンバランスが崩れたり、食生活が変わったりしたことで、女性でも罹患する人が増えているのだそうです。
(この辺は専門でないので、みなさま各自でお調べくださいませ)



ところで、痛風おじさんたちの、痛風仲間を見つけたときの様子というのは、なんだか戦友を見つけたかのように妙なうれしさをたたえており、
「おやおや、あなたもですか…」
「はは、お恥ずかしながら…あなたもお仲間でいらっしゃいましたか」
と互いのコップにビーr…じゃないや焼酎を継ぎ合うような、ちょっとした親密さを生み出すものです。

学生時代のように、みんなでガブガブと浴びるほどビールを飲んでいたら、とある日の健康診断で、尿酸値の項目に「!」マークがついていて自分の頭の中まで「!」となる。
えっ…?私の尿酸値、高すぎ…?
(このネタちょっと古いですね)
おかしい…自分だけがこうなるはずがない…同じようにガバガバ飲んでいるあいつだって…あいつだって…
と誰にも言えない孤独に陥りつつ、一人薄暗いバーで刺激の足りない焼酎を飲んでいたときに、隣に座っていた同じ年くらいの男性が、カウンター向こうのママに向かって
「イヤ〜、痛風が再発しちゃってさ〜」
なんてボヤいていたら、
「と…友よ!!!」
と、一筋の光が見えてしまっても仕方がない。

みんながビールを酌み交わすテーブルのはしっこで、蒸留酒を片手にヒソヒソ痛風について語り合うおじさんたちの輪は、なんだか非痛風の若者にはそう簡単に足を踏み入れられない、ちょっとオトナな空間に見えてしまうものです。



そんな痛風ロマンチスト(怒られるぞ)たちにご紹介したいのが、こちらの本
小説家・佐伯一麦の書いた、『月を見あげて』というとっても美しいエッセーです。

お酒の好きな佐伯氏、例に漏れず痛風持ちでいらっしゃるのですが、久しぶりに症状を発症したとき、慰みを見つけるために自分の蔵書の中から、痛風持ちの作家の本を探そうとするんですね。
大江健三郎、三浦哲郎、椎名誠…。
文学界に名を轟かす面々が、痛風に苦しんでいた!

その中で、小説家であり評論家でもある広津和郎が「痛風にかかったとき、『痛いッ!』って言うと『いッ!』のところが足に響くから、試しに『プップクプ!』って言ってみたら大丈夫だった」(大意)(ほんまかいな)と言っていたというかわいいエピソードが紹介されています。
みなさんも、足指が痛み出したらぜひ「プップクプ!」にチャレンジしてみてくださいませ。責任は一切負いません。

もろもろ(といっても2個)お知らせ

【お知らせその1】
Twitterはじめました。
アカウント→@sakeschi
ブログ更新情報を通知するためなんですが、せっかくなので飲んだお酒のメモとして活用しています。
お役立たない情報ばかりですが、ご興味のある方はフォローしてあげてくださいませ。

【お知らせその2】
先日発売されたこちらの雑誌でお仕事しました。
12月号は築地特集も担当していますが、巻末コラムでも1カ月の食生活を晒しています。。。
本屋さんにお立寄の際はぜひぜひご覧くださいませ〜。

***

誰にも頼まれていないけれど週1更新を心がけているのですが、今週は漫画を描く時間が取れず、お知らせだけですみません…!m(__)m
来週は誰にも頼まれていないけれどがんばります。

お酒は友達!!

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どうしろって言うんだYO!



突然ですがみなさん、自分の仲良しな知人・友人を10人思い浮かべてみてください。
その中で、あなたは何番目に「酒飲み」だと思いますか?

かく言うわたしは、こんなに酒だ酒だ~と言っている割には、意外と自分の酒飲み仲間の中では2~3番目くらいの層なんじゃないか、と思います。
と言うのも、上記漫画のように「先月2日しか休肝できなかったよ~」と言うと
「俺は3ヶ月くらい前に1日飲まない日があったから大丈夫だよ^^」
「キュウカン?何それおいしいの?」
とか言う猛者が結構いるからなのですが。

友達との「酒飲み感覚」の違いって、おもしろいものだと思います。
以前こちらの記事で「相手が飲まなくても気にしない」みたいなことを言いましたが、逆に相手もフツーに飲むけど自分のほうが圧倒的にペースが速い場合、「あっ…」となることはあります。
相手がまだ1杯飲み終わらないうちに自分は3杯目、4杯目に突入するようなアレです。

だからこそ、自分とお酒を飲むペースが完全に一致している人に出会うと妙に感動してしまうわけです。
ビールがグラスの1/8くらいの量になってきて、そろそろ2杯目行こうかな~と思ってチラッと相手のグラスを見たら相手のビールも同じくらいの量になっていたときのあの感動!!!(感動?)
そういう人は、「そろそろワインにシフトしようかな~」とか思っているときに、目の前でさらっと「赤のグラスで」とか頼むわけです。
普段人外の扱いを受けることが多いぶん、お酒のペースとツボが合う人に出会うと妙にうれしくなってしまう。それが酒飲みのサガ。

しかもそういう友達に限ってなぜか酒飲みをそこまで称していないことも多いです。
日ごろそんなにお酒の話をしない友達が、一緒に昼間からぷらぷら~っと遊んでいるときに、突然コンビニにフラッと入って缶ビールを2本買い、「ハイ」とか言って渡してくる。
普段人外の扱いを受けている(二度目)(どんだけ人外の扱いを受けているんだ)酒飲みが、「自分よりもお酒にアグレッシブな方がいらっしゃるなんて…!」と感動に打ち震えている横で、プルタブをプシュ~と開けて歩きながらグビグビ飲んでいる。

(この手の行動、お酒の強さとはあまり関係ないのもおもしろいところです)



わたしはお酒を飲みたいからこそお酒を飲めなくはなりたくない人間なので、チラッチラッと健康を気にしています。
そんなうしろめたさを抱えながら、「最近ずっと飲んでるんだよね~」というような告白をしたときに「俺も俺も~^^」「あはは飲んじゃえ飲んじゃえ〜^^」みたいなことを言ってくれる人に対しては「マブダチ!!」とうれしくなってしまうのですが、稀に

「ちゃんと体を気遣ったほうがいいよ?」

としっかりたしなめてくれる人もいて、それに対しても「こんなどうしようもない酒飲みにそんなことを今更諭してくれる律儀な方がいるのか…!」と感動してしまいます。
要するになんでもいいんですね。



お酒への接し方は人それぞれ。
だからこそ、誰かと一緒に酒杯を交わすことで、いろいろな物語が生まれる。
やっぱり、お酒は友達と飲むのがいちばん楽しいなって思います。



…と言いながら、いま一人でコーヒー焼酎を飲みながらブログを書いているんですけどね。
まぁ、人間関係で悩んだときにも、慰めたりたしなめたりしてくれる、お酒こそがいちばんのマブダチだな、ってことで。