利酒ライターの肝機能向上トレーニング

お酒を中心に世界が回っています(※二日酔いでなく)。

新しいSAKEメディア「SakeTips!」始動!

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この度、仲間たちと一緒に新しいSAKE(日本酒)メディア「SakeTips!」をOPENしました。

キーワードは、「SAKEは、みんなのもの」
これを踏まえて、下記のふたつの特徴を掲げています。

1. SAKEを通して、日本と世界をつなぐ。英語と日本語の両方の記事が読める。
2. メンバーの中に、日本酒をほとんど知らない人や、実はちょっと苦手という人がいる。

1はともかく、2はどういうこと?と思われてしまうかもしれません。
しかし、1年強アメリカに住んでいて、この場所でのSAKEの飲まれ方を見ていて思うのは、
世界にSAKEを広げていくためには、SAKEをまったく知らない人の視点こそが必要なのではないか、ということです。

コンセプトについて詳しくは、こちらをお読みください。

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たとえばSAKE初心者のAyaとTomoがSAKEのアレコレを学ぶ「SAKE 101」、
第一回のテーマはまさかの「SAKEがおいしいと思えません」というお悩みからスタート(笑)

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英語版もあります。

そのほか、ブックレビューや日本&アメリカの酒造レポート、わたしが執筆するコラムなども随時UP予定です。

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初めは週1ほどのペースで更新予定ですが、リアルタイム情報はSNSでもご確認いただけます。

🐥Twitter
✏️Facebook
📷Instagram

まだまだ予定は未定ですが、いずれはこのメディアをきっかけに
SAKEを愛する読者たちが出会い、実際にSAKEを味わえるイベントなども開催したいなと思っています。

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世界中のみんなが、自分の体で、自分の言葉で、SAKEを楽しむために。

SAKEが出会うべき人に見つけられ、その人の人生が少しでも素敵なものになるように。

SakeTips!は、あなたがSAKEを「体験」するためのお手伝いをします。

(SakeTips! - ABOUTより)




新しいSAKEメディア「SakeTips!」、ぜひ追いかけてみてください。

いろいろなお知らせ

ご無沙汰しております。
UCLAのジャーナリズム・プログラムを卒業し、現在はサンフランシスコに拠点を移しました。
ビザをキープするためにこちらで就職しつつ、Sequoia SakeさんというサンフランシスコのマイクロSAKEブルワリーのおうちに下宿させていただいております。

少なくとも来年の8月頭まではこちらにいられる予定なのですが、以後はどうなることやら。
かつては比較的取りやすかったワーキング・ビザやグリーンカードについてはあまりよい話を聞かず……。
トランプ政権の影響は大きいです。

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【1】新しいブログのご案内
新しいブログはこちら: http://sakeschi.com/

もう少しアップデートしてから、と思っていたのですが、翻訳作業が超スローペースになってしまっているのでここでお知らせしておきます。
アメリカでは就職活動の際に個人が自分をアピールするHPを作るのがお約束なのですが、その流れで作ったものです(笑)
これまでの記事を再編集しつつ、英語・日本語で順不同にUPするのがメインですが、ちょこちょここのサイトにしかない記事なども上げています。



【2】「note」やっています
noteはこちら: https://note.mu/sakeschi

せっかくアメリカにいるし、日本で書いたら怒られそうなことを、コソコソしゃべっていこう! という目的でnoteはじめました(!?)
これまでに、「アメリカで日本酒ぜんぜん流行ってない」「日本酒、ジャケ買いしづらい問題」などの、タイトルだけで既に怒られそうな記事をUPしています。
ハートを押すと、日本酒にまつわる豆知識が出るようになっていますので、よければぽちっとしてやってくださいませ!

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そのほか、これからぼちぼち新しいお知らせができるよう、がんばって参ります!
引き続き、よろしくお願いします。

予告

現在、こちらのブログの更新をちょっとお休みしています。

というのも、実はいま、別に新しいWEBサイトを制作しているのです。
これまでの記事を編集し直しつつ、英語と日本語の両方で読めるようにしているところなのですが、勉強の合間での制作になるため、かなりマイペースな作業になってしまっております。。。

目処がついたところでこちらでもお知らせできればと思いますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
もちろんバックナンバーだけではなく、新しい記事もちょこちょこ書いていきたいなと思います。

「もっと好きになる 日本酒選びの教科書」の秘密

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お知らせが遅くなってしまいましたが(本が手に入ってから……と思っていたらこんなタイミングに)、12月15日、長く制作に携わっていた「もっと好きになる 日本酒選びの教科書」(ナツメ社)が発売されました!
監修は、日本酒好きなら誰もが憧れる四谷三丁目の名店・「鎮守の森(元・酒徒庵)」の店主・竹口敏樹さん。
編集担当さんから「今までにない日本酒本が作りたい」というリクエストを受け、竹口さんをご紹介させていただきました。

日本酒選び_表1


冒頭の漫画のように、わたしと竹口さんの出会いはなかなか奇妙なものでした。
実は、Twitterで話しかけてくださったのは、このブログがきっかけ

こちらのマンガ&記事を読んだお客様が、

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と、竹口さんにこのブログを見せてくださったのだそうです。
そこで竹口さんが引っかかったのが、「地酒みゆきや」の名前。竹口さんにとって「地酒みゆきや」店主・的場さん「関西で最も信頼できる酒販店のひとつ」とのことで、酒徒庵時代からみゆきやさんのお酒をお店で出していたのでした。
わたしにとっては的場さんに出会ったのもまるっきりの偶然ですし、東京で「地酒みゆきや」を知っている人に出会うのは竹口さんが初めてだったので、本当にいろいろなご縁が重なったのだなぁ、と思います。
お酒って不思議ですね。

当時、竹口さんは突然人気店「酒徒庵」を閉店し、「鎮守の森」のプロジェクトを水面下で進行されていたのでした。
竹口さんの「日本酒は自由だ!」という信念と、現在の「常識」へのクリティカルな視点、味わいに対する驚異的なまでの探究心を心から尊敬し、いつか竹口さんと一緒に本を出せれば、と思っていたので、この度夢が叶ってとてもうれしいです!

***

ところでこの本、作り手が言うのもなんですが、めちゃくちゃおもしろいです!!!
🍶普段飲むお酒から自分の好みの日本酒を分析できたり、
🍶飲食店で好みの日本酒を注文できるようになったり、
🍶調味料と日本酒の組み合わせをしることができたり、
などなど、日本酒を愛する人なら必ず押さえておきたいテクニックをたくさんご紹介しています。
他の雑誌や書籍にはなかなか書けない目からウロコの情報も満載です!
あととってもオシャレ。

ちなみに、個人的なお気に入りのページは、わたしの編集&ライティング担当ではないのですが(笑)、竹口さんによるオススメのお酒ページ。
オススメの日本酒紹介ページって、味の説明が一本調子になりやすく、読んでいてもどんな味わいなのか想像しにくいと思うのですが、そこはさすがの竹口さん。
たとえば「よえもん((酉+与)右衛門)特別純米 吟ぎんが」の味わいは、「海外旅行から帰ってくると日本の味である味噌汁を飲みたくなりますよね。そんな感じで、ひと口飲めば『ああ、これだよ!これ!』と日本人であることを再発見できるんです」と表現。
思わず飲みたくなってしまうようなオモシロ紹介文、ぜひ読んで気になる一本を見つけていただきたいなぁと思います。

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ちなみに、編集部側のミスでP223の竹口さんプロフィールの生年が「1975年」となってしまっていますが、裏表紙側の袖にある「1977年」が正解です。
竹口さんは「どうせ22歳にしか見えないから気にしてないよ」とおっしゃていましたが(苦笑)、この場を借りてお詫び申し上げます。

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以上、9月からの三カ月はJournalismの課題に文字どおり忙殺されていたため、久々の漫画更新でした!
アナログ派には液晶タブレットのほうが描きやすいと聞いたので、サンタさんにお願いしたいところです。。。

SAKE-chan in LA3 〜台湾人夫婦と日本酒実験!〜

ようやくブログが書ける……と思ったらもう9月。秋以降に本命のジャーナリズムを勉強するために、英語の授業を受けたり、TOEFLを受験したりしていたら、あっという間に時間が経ってしまいました。
それはそれは紆余曲折あったのですが、なんとか秋からジャーナリズムを受けられることになり、ほっとしています。とはいえ、6月にこちらへ来てからずっと先が見えずにナーバスになっていたもので、まだこの解放感に慣れていません……笑

***

今日は、夏期に受講していた英語プログラムで出会ったEちゃん夫婦についてお話をしたいと思います。
Eちゃんは、わたしより一つ年下の台湾人。旦那さまと一緒にLAで生活をしているのですが、その旦那さま・Aさんがかなりの日本食フリーク。わたしが「日本でグルメライターをしているよ」と言ったところ、「家に遊びに来て!」とアツいお誘いをしてくれたのです。
「日本食が恋しくなったらいつでもおいで!」と誘ってくれたAさん。これまでに、炊き込みご飯やお味噌汁、焼きそば、焼き鳥、すき焼きやうどんなどをご馳走になりました。

そんなAさん、もちろん日本酒にも興味津々(※Eちゃんはそんなに飲めない)。わたしが、「日本酒にはバラエティ豊かな味わいがあり、温度や酒器によってさまざまに変化する」という話をしたところ、食事の席でいろいろな“実験”をするようになりました。

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こちらは、湯燗をしたときの写真。
アメリカ産のお酒について調べているときに(これについてはまたそのうち書ければと思います)老ね香バリバリの日本酒を購入してしまい(おそらく酒販店さんの取り扱いに問題アリ)、「温めたらちょっとはマシになるかも」と言ったところからAさんの好奇心に火がつき、お部屋にあったいろいろなお酒を燗することになったのです。
Aさんは、「冷たい獺祭よりも、ホット獺祭のほうがおいしい!」と大喜びでした。



また別の日には、「今日はブラインドテイスティングをしてみよう」と3つの日本酒を飲み比べ。

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目を隠し、Eちゃんがランダムに選んだグラスを自分に飲ませるAさんの図。パッと見、一体何のプレイなんだ……という感じですが、当人たちは大真面目(笑)。

ブラインドテイスティングは難なくクリアできたのですが、続いてAさんの発案で「目をつぶる+鼻をつまむ」バージョンにもチャレンジすることに。

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そのときのわたしの様子です(客観的に見ると、何をやっているんだか笑)。
コレが、難しい!!!
この実験をやってみてわかったのですが、日本酒って本当に香りに依拠している部分が大きく、純粋な「舌」だけの感覚になると、驚くほどお酒の印象が変わるんですよね。



固定観念にしばられることなく、純粋に日本酒の“実験”を楽しんでいるAさん。
「この間はグラス、その前は温度の違いを比べたから、次は脂っこい食べ物と合わせてみよう!」と、そこまで教えたわけでもないのに、まるでわたしが利酒ライターとして取り組んでいることをわかっているかのような提案をしてくれます。
あるときには、酒器による味わいの違いを説明していたときに、「外国人は、日本酒は徳利で飲むものだと思っている。伝統的な酒器なのに、必ずしもベストな味にならないのはなぜ?」と鋭い質問を投げかけられました。

そんなこんなで、Aさんの好奇心のおかげで、今まであまり強く意識してこなかった日本酒の側面にたくさん気づかされるアメリカ生活を送っています。
日本人のファンの方々も、「日本酒はこうでなければならない!」なんて“常識”に縛られることなく、わくわくしながらたくさん実験をして、自分にとっての「おいしい」にもっともっと貪欲になれたらよいのになぁ。

ちなみに、こちらがAさんのこの日のエピソードについてのブログ(Aさんは台湾でコンサルタントをやっています)。漢字なので、日本人ならなんとなく意味がわかるはず……笑 わたしのイラストも使っていただけました☺️❤️